夏に日傘をさして、強い日差しから身を守ることは当たり前になりつつあります。男性にもこの傾向は広がり、ある調査によると男性が日傘を使うことに肯定的な男性は約7割に上るそうです。一般的に、UVカットなら黒というイメージがあります。黒い色が紫外線を吸収してくれることは事実ですが、夏に黒い日傘ばかりではファッション性に欠けます。
そこでおすすめなのが完全遮光の製品です。実は、完全遮光という表現には厳密な決まりがありません。メーカーが、独自の基準で完全遮光を標榜しているのが実情です。完全遮光を選ぶならメーカーの情報を見て、遮光率などを確認しましょう。
太陽光の遮断の程度については、日本の洋傘業界団体が遮光等級を設けているのでこちらも参考になります。紫外線反射剤や吸収剤で生地を後処理している製品でも、かわいいデザインは選べます。ただし使っている間に加工が落ちて機能が低下するので、2年から3年で買い替える方がよいでしょう。生地そのものに遮光性のあるものを選ぶと、お気に入りのかわいい日傘を長く使うことができます。
すべての製品に遮光機能があるので黒だけでなく、かわいい色や柄の製品の購入も可能です。何本か持っていると、ファッションに合わせてコーディネートできておしゃれの幅が広がります。内側が黒い日傘にすると、顔周りの熱を吸収してくれます。通常の製品では防げない、地面や周囲からの反射や乱反射を防ぐ効果もあります。
黒が反射光を吸収することで眩しさを感じず、目も疲れません。